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尖圭コンジローマ(せんけいこんじろーま)の画像写真

 

尖圭コンジローマを治さないで放って置くと、こんな写真みたいに・・・

 

HPV=ヒトパピローマウィルスは、人の体にイボを作るウイルスです。

実は、セックスの経験がある男女のほとんどが、感染したことがある性感染症です。

 

ただし、ほとんどの場合は感染しても自覚症状が無いために、

知らないうちに発症していて、知らないうちに治っているのです。

 

HPVは、現在100種類以上の型が報告されています。

大きく分けると、癌(がん)の原因になるかどうかで「良性型」か「悪性型」かに分類されます。

 

尖圭コンジローマは、「良性型」のHPV感染症です。

悪性型のヒトパピローマウイルスは、子宮頸がんの原因 になります。

 

ヒトパピローマウィルス(HPV)の詳細

 

尖圭コンジローマの症状

 

男女とも、薄いピンク色または茶色のニワトリのトサカ状(カリフラワー状)か、乳頭状(おわんを伏せた形)のイボができます。

治療しないと、どんどん増えていくことがあります。

 

治療方法は、作られたイボを取り除く対症療法になります。

再発する可能性が高いSTD(性病)です。

 

男性の症状

 

軽い痛みやかゆみがある場合もありますが、自覚症状はほとんどありません。

主に、亀頭部(尿道口も含み)、包皮の内側、陰茎部(幹部、根部)、陰嚢(いんのう=玉袋です)の皮膚、肛門の内側や周囲に出来ます。

 

不衛生にしていると出来やすいようで、包茎の人の発病率が高い性病です。

包茎手術を施すことで、再発を最小限に抑える事が出来ます。

 

女性の症状

 

尖圭コンジローマの基本的な症状は、男性と全く同じです。

セックスの経験のある女性の80%が、50歳になるまでに、この性器型HPVに感染するといわれています。

 

多くは膣や大小陰唇などの性器や尿道口に大小様々なイボが出来ます。

また、アナルセックスが原因で、肛門の周囲や内側に出来る事もあります。

 

男子と同様に、痒みや痛みを感じる事も殆どありませんので、なかなか気が付かないことが良くあります。

性器の内側にコンジローマが出来ていても、最初のうちは殆ど違和感がありません。

 

コンジローマの治療方法

 

尖圭コンジロームの治療は、1つ1つのイボを除去する以外にはありません。

 

HPVで出来た”疣・いぼ”をなくす薬はありますが

ヒトパピローマウィルスそのものを殺す薬はありません

 

  • 電気メス、炭酸ガスレーザーによる焼却治療

  • 液体窒素による凍結切除療法

  • 外用薬(5-FUやポドフィリン)を塗布する方法

 

再発する可能性が高いSTD(性病)として有名で、3ヶ月以内に約25%が再発すると言われています。

治療が終わっても、最低3ヵ月は、再発がないことを確認する必要があります。

 

尖圭コンジロームに感染初期の段階で、イボが数個程度の小さい状態であれば、

ベセルナクリームというコンジローム専用の軟膏治療も有効です。 

 

全ての性病は【早期発見・早期治療】が一番重要です。

 

尖圭コンジローマの検査キット

​​自宅で出来る子宮頸がんの検査

 

性病(性感染症)の検査をしてくれる保健所リスト

 

 

症状がなくなったからといっても、治った訳ではありません。

治療しないで、コンジローマが治ることはありませんよ。

 

尖圭コンジローマの画像・写真

  1. 皮膚に感染する皮膚型HPV

  2. 性器・粘膜に感染する粘膜型HPV 

 

の2種類があります。

それぞれに

 

  1. 良性型=低リスク型(ローリスク型)

  2. 悪性型=中~高リスク型(ハイリスク型)

 

があります。

 

粘膜型HPVの悪性型(中~高リスク型)が、

子宮頸癌、肛門癌、外陰癌、膣癌、陰茎癌などの

悪性腫瘍に至るタイプです。 

 

画像の上に、カーソル(ポインタ)を置いてください。

ほら、マウスを動かしたら動くヤツです。

『⇒』のことですよ。

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